陶芸

陶芸の魅力

近年、陶芸を趣味としている人が増加しています。
そう聞くと高齢化社会でお年寄りばかりがやっていると思われるでしょうが、それは違います。
確かに陶芸というとお年寄りのイメージが付き纏います。

しかし、お年よりも大勢いらっしゃいますが、若い人も増加しているのです。
陶芸教室ではお年よりはもちろん若い人もこぞって参加しているところを見て取れます。
なぜ陶芸に人気が高まってきたかというと、そこには陶芸ならではの楽しみ方があるのかもしれません。

その楽しみ方の一つにモノ作りがあります。
ただの土の塊があれよあれよと言う間にお皿や湯のみや茶碗と言った形に変化するのです。
まるで子供の頃に積み木でいろんなものをかたどったような面白みを感じるはずです。
本来人間にはモノを作る楽しむ感覚があると言われていますが、日常生活ではそれを実感することはありません。
だからこそ、陶芸にその感覚を求めているのかもしれません。

また陶芸をしているときは静寂の中で行われます。
というのも繊細な指使いを必要とするため、騒がしいところでは上手に制作することができないからです。
その静寂の中で集中するため、心を静めることができるのです。
それはまるで禅を組んでいるかのように行われます。

若者(お年寄りもそうですが)の多くは日々喧騒のなかで生活をしています。
多忙な仕事に追われたり、人間関係に行き詰まったりと悩みを抱えて心が乱れているのです。
そのとき陶芸をして心を静めることで、日常生活のなかの自分を改めて見つめなおすことができるわけです。
一般的に言えば、いわゆる癒し効果を陶芸に求めているのです。

作った後は

そして、陶芸で作られたお皿やお茶碗や湯飲みといった陶器はそのまま自分で使うことができます。
もちろん、プレゼントすることも可能です。

自分自身が作った世界で一つしかないオリジナルの陶器で食事をしたり
お茶を飲んだりするのもまた陶芸でしかできない楽しみ方の一つです。
そうすることで何げない食生活に彩を添えることができて、日常生活が豊かになることでしょう。
このように陶芸はただ単に陶器を作るだけではありません。

作る過程そのものを楽しんだり、心を静めて自分を見つめ直したり、
日常生活を豊かにしたりといろんな楽しみ方ができるわけです。
このような楽しみ方は他の趣味で得ることは難しいでしょう。

目まぐるしく変化するこの時代だからこそ、陶芸は現代に必要な趣味と言えるかもしれません。