昆虫採集

自然に親しむ楽しい昆虫採集、都会でも十分できるのです

小学校のノートの表紙から虫が消えたって知っているでしょうか。
虫が気持ち悪いという子供が多くなっていますが、昔から虫というのは、子どもたちの友達でカブトムシに蝶々、クワガタにトンボ、セミなどを特に男の子たちは夏休み、必死になって採集していたことを懐かしく思います。

子供向けに各社から出版されている学習図鑑を見ると、今はこんなにも充実した内容になっているのかとちょっとうらやましい気持にもなりますが、虫が嫌いという子供たちが増えているということを聞くと、ちょっと悲しくなります。

もう懐かしい?昆虫採集のセット

昔は虫を採るということが楽しくて、昆虫の愛好家もかなり多く、虫屋などと呼ばれ、昆虫採集してはその標本をコレクションしていたものです。
美しい標本を得ること、作る事、それが彼らの最終目的ですから、採集した昆虫はきれいに標本に残したのです。

防虫剤の臭いもこの昆虫採集のマニアにとって、当たり前の臭いで、子どもたちはこうしたマニアの部屋で標本などを見せてもらうと、目をキラキラさせてすごいすごいの連発でしたが、今はそんなこともなく、「気持ち悪い」という子がほとんどなのです。

昆虫採集の全盛期は過ぎ去り、文具店に昔よく並んでいた昆虫採集のセットなどもなくなりました。

注射器に赤と緑の液体が並んだ昆虫採集セット、持っていたという方も多いのではないでしょうか。
勿論今は、注射器など昔のセットに入っていたようなものは売る事が出来ないと思いますが、そう考えると昔はこうしたことが自由で、子供たちも色々な勉強が出来たのです。

1990年、クワガタ屋の登場で子供たちの意識が変わる

1990年、この昆虫嫌いな子供たちに転機が訪れます。
クワガタ屋なるものが登場し、採集した虫をガラスの温室に育て、南国育ちのカッコいい大型種がケースに飼育されています。
こうしたプロが出てきたことで、子どもたちの昆虫嫌いに何らかの変化があったようです。

現在は昆虫との接し方も大きく変化し標本をインテリアにして楽しんだり、子どもが楽しめる玩具なども販売されています。
またごく普通の方が昆虫の即売会などに訪れる等、本当は若い人たちにも昆虫好きが浸透していたのか?と考えるほど訪れているといいます。

ツイッター、フェイスブックなどのSNSによってこうした情報が一気に広がっていくということもありますし、スマホで昆虫の写真を撮る等、多くの方が様々に昆虫に目を向け、楽しむ時代になっているようです。

昆虫採集だけが昆虫を楽しむ要素ではない、楽しみ方が多様化した今、昆虫の新しい楽しみ方などがこれから先も出てくるかもしれません。