実は簡単にできるフリーステッチング

絵を書くように、自由に刺繍をしよう!

布に糸でさまざまな図案を描く刺繍。
手作りの趣味として人気ですが、さまざまなテクニックが必要で難しいのでは……というイメージを抱いている人も多いのではないでしょうか。
そのような刺繍初心者さんにもおすすめなのが、フリーステッチングです。

フリーステッチングとは、日本ではまだあまり馴染みがないかもしれませんが、布に専用の針で刺していくだけで、簡単にできる刺繍です。
欧米ではポピュラーで、子どもが刺繍するときにもフリーステッチングはよく利用されています。
お絵かきをするような感覚で、自由に絵柄を刺していくことができるのが特徴なのです。

手芸は苦手、面倒という人でも、簡単にできるので、子供の手提げ袋にワンポイント刺繍をしてあげたり、完成した作品を額物に入れて壁に飾ったりなど、さまざまな用途に使えます。

一般的な刺繍では、針に刺繍糸を通して布に針を刺し、布の裏側から表側へと返して、表と裏の交互に針を刺していきます。
しかしフリーステッチングの場合は、専用のニードルで、布の表面からプツプツと刺していくだけ。
とても簡単なのです。

フリーステッチングに必要なもの

専用のニードルはフリーステッチングニードルといい、手芸屋さんなどで販売されています。
クローバーが販売しているフリーステッチングニードルには4つの針先が付いており、糸の本数によって太さを変えることができます。
糸の本数が多いほど、太い線で描けます。

このほかにも、布をピンと引っ張って刺繍糸が絡まらないようにするフリーステッチングフープや、テーブルや机に置いて絵を描くように刺せるフリーステッチングスタンドといった便利な補助具も販売されています。

基本的には好みの色の刺繍糸、フリーステッチングニードル、フリーステッチングフープ、刺繍をする布があれば、すぐに始めることができます。

フリーステッチングの方法はとても簡単です。
フリーステッチングニードルに刺繍糸を通し、布に直角になるようにプツッと刺します。
布から針を引き抜くときは、針の先がなるべく布から離れないようにして、布の上をすべらせるようにして移動させて、2針目を刺します。
これを繰り返して、好きな模様を描いていけばOKです。
刺しはじめと刺し終わりの糸端は、できる限り短く切っておきます。
最後に布の裏側から、刺繍の糸全体にボンドを塗って完成です。

フリーステッチングで作れる小物や図案サンプルを紹介した本も販売されていますし、クローバーのホームページでもフリーステッチングの図案が公開されています。
それらを参考にして作るのもいいですね。
また、子どもでも簡単にできますから、親子でフリーステッチングを楽しむのもおすすめです。

線を描くように指すこともできますし、塗り絵のようなサテンステッチや、立体的なループステッチなど、さまざまな表情の刺繍が簡単にできあがります。
手芸が苦手な人でも簡単にできますから、一度チャレンジされてはいかがでしょうか。