基礎からしっかり学ぶならソルフェージュ

楽器や合唱の上達に欠かせないソルフェージュ

ソルフェージュとは楽譜を読む能力を高めて、楽譜から実際に演奏される音を具体的にイメージする力を養う訓練です。

大人になってから楽器の演奏や合唱などを始めた人は、幼少の頃から訓練している人に比べて、思うように上達しないという悩みが出てくることが多いのではないでしょうか。
このような人に多いのが、演奏したい曲があるけれど楽譜が読めないという悩みです。
このほかにも、繰り返し練習しているけれど必ずつまずくか所がある……、他の人の伴奏になかなか合わせられない……など、上達を妨げる障壁があります。
このような悩みを解決する練習法が、ソルフェージュなのです。

また、音楽大学や音楽家養成機関などの入試試験で、ソルフェージュの能力を試す問題が出題されるので、音楽高校や音楽大学を目指す人達が行う訓練でもあります。

ソルフェージュは独学で練習することもできますし、ソルフェージュの教室に通って指導を受けることも可能です。
3~5歳の幼児の時期向けのソルフェージュ教室や大人向けのクラスなど、さまざまな形態の教室があります。

では、ソルフェージュの訓練をすることで、どのような効果が期待できるのでしょうか。
まず楽譜を見ただけで、それがどのような音楽なのかをイメージできるようになります。
このため曲のテンポやリズムが取りやすくなるので、歌唱力や演奏能力が向上します。

また、聴音できるようになります。
聴音とはいわゆる耳コピのことで、聴いた曲をそのまま再現できる能力です。

楽譜を読んだり、聴いた曲楽譜に書いたりする訓練

では、ソルフェージュでは具体的にどのような訓練を行うのでしょうか。

ソルフェージュにはさまざまな練習法があります。
まず、楽譜を読む練習です。
演奏ではなく、楽譜を見て、そのとおり歌う練習です。
歌う前に楽譜を見て、何拍子の曲なのか、音が飛ぶのはどのか所なのか、休符があるのはどこかを確認します。
楽譜を確認したら、楽譜を見ながら歌います。
このときに目は、自分が歌ってるか所の次の小節を見て、次にどのように歌うのかわ確認するように注意しましょう。
今歌っている場所ではなく、次の小節を読む訓練が身につけば、楽器を演奏するときでも、次の小節へ次の小節へとスムーズに進めるようになります。

また、ソルフェージュの練習用のスマートフォンアプリもリリースされています。
五線譜に流れてくる音符の通りに鍵盤をタッチする楽典ウォーズ、楽譜を見ながら歌う新曲視唱など、さまざまなアプリがあります。

次に、聴音の訓練法を見てみましょう。
この場合は、五線譜ノートと筆記具を用意して、ピアノ演奏などの音楽を聴きながら、その曲を楽譜に再現していきます。

CD付きの練習用テキストも販売されているので、テキストを利用するのもおすすめです。